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コラム
海外視察のポイントはここ!大切なのは具体的な目的設定
2022/05/24
コラム
はじめて海外視察に行く場合、どんなことに注意をして視察に取り組めば良いでしょうか?
今回は海外視察時に気を付けたいことについてのお話。
視察先でのチェックポイントや事前に確認しておくべき点、よくある失敗や失敗を防ぐためのポイントをご紹介します。
はじめて海外視察に出かける方はぜひチェックしてみましょう!
海外視察の成功ポイントは「目的の明確化」
海外進出や海外の最新ビジネスを日本へ取り入れる準備には、海外視察が欠かせません。
一般的な情報収集であればテレビやインターネットでも十分可能かもしれませんが、海外視察はインターネットなどでは入手できない生の現地情報を肌で感じられる重要な機会です。
事前に視察の目的をしっかり設定し、準備をした上で出発するのが望ましいです。
海外視察で必ずチェックしてきたいポイントは、大きく分けると「人」「物」「お金」の3点です。
海外視察の目的を明確化し、それぞれの確認ポイントを洗い出してみましょう。
■「人」の確認ポイント
海外進出のための視察であれば現地消費者の文化や好み、消費傾向はもちろん、現地スタッフの勤労習慣や人件費についても確認が必要です。
日本とは常識や商習慣が全く異なる国や地域もあるでしょう。
宗教や風習、国柄などもビジネスに大きな影響を及ぼすことがあります。
■「物」の確認ポイント
製造工場の建設や商品の輸入などを検討している場合は、商品の品質、製造や売買にかかるリードタイム、コストについての確認が必要です。
日本企業では当たり前の品質やスケジュールは一度忘れ、現地で可能なサービス内容を確認するようにしましょう。
■「お金」の確認ポイント
資金調達方法と、課税ルールについての確認が大事です。
現地の銀行から融資を受けることができるのか、資本比率における規制や外資に対する課税ルールなど、事前にある程度予備知識を持った上で現地調査を行うようにしましょう。
「今回の海外視察の目的は何か」をはっきりさせることで、チェックしなくてはならない部分が明確になります。
スムーズな海外視察のための事前準備
スムーズに視察を行うために事前準備は大切です。
現地で困らないように出発前に準備しておきたいことを紹介します。
■目的地までの移動手段や移動経路を確認
慣れないうちは現地での移動にも思った以上に時間がかかるものです。
電車の切符を買うだけでも手間取ってしまいます。
訪問予定の会社やホテルの場所などはあらかじめ地図を確認し、移動手段や移動経路なども合わせて確認しておきましょう。
Googleマップなど普段から使い慣れている地図などを使うとわかりやすいでしょう。
移動が続く場合はタクシーのチャーターを利用するのも一つの方法です。
■海外旅行保険に加入する
海外視察の日程の長さに関わらず、海外旅行保険には必ず加入しましょう。
現地でケガや病気になってしまった場合、国によっては医療費がとても高額になってしまう可能性があります。
盗難や賠償事故などに対しての保証も必要です。
出発当日に空港のカウンターで加入することもできますよ。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用する場合は、どの程度まで保証があるか内容を確認しておきましょう。
■インターネット環境の確保
海外視察中でもノートパソコンやスマートフォンが使えると便利です。
特にスマートフォンの地図アプリは毎日使用する可能性があります。
日本から持っていった携帯電話やスマートフォンを海外でそのまま使うと、国際ローミングとなり高額な請求が来てしまいます。
モバイルWi-Fiや現地SIMなどを活用してインターネット環境を整えておくと安心です。
カフェやホテルでもフリーWi-Fiが使えるところが多くありますので、チェックしておくのも大事。パソコンのセキュリティに気をつけながら、フリーWi-Fiを利用するのも良いでしょう。
■名刺の用意とマナーを確認
ビジネスには欠かせないツールの一つ。
海外視察中に足りなくなることのないように早めに用意していきましょう。
国によって名刺交換のマナーが異なる場合があるので、国ごとのマナーをチェックしておくといいですね。
海外視察でよくある失敗とそれを防ぐために
せっかく海外視察へ行ったのに、必要な情報をきちんと確認できなかったということもあるかもしれません。
海外視察でのよくある失敗は下記のようなものです。
これらの失敗は全て事前の準備・計画不足が原因と言えます。
前述にもあった通り、視察の準備には視察の目的をしっかりと設定し、そのために何を見てくるのかを明確にすることが大切です。
そしてそのように単純に頭の中でイメージするだけではなく、「確認すべきこと」として書き出し、リスト化することをおすすめします。
そうすることで「どこに行くべきか」「何を見るべきか」「どんな質問をするべきか」という具体的な視察の計画を立てることができます。
得たい情報について、あらかじめある程度の知識を付けておかないと必要な質問すらできないのです。
また、質問しづらいことがあっても遠慮して後回しにしたり、質問せずに終わってしまったりしてはいけません。
特に費用や条件面の交渉など契約に関わる話については、国ごとに文化や習慣が違います。明確に話をしておかないと後々トラブルにつながることもあるので、重要な確認事項として覚えておきましょう。
海外視察ツアーを活用するという選択肢もあり
そうは言っても慣れない海外で適切な視察先の選定やアポイント、視察スケジュールを組むのはなかなか難しいものです。
そのような場合は海外視察ツアーを利用する方法もあります。
英語でのコミュニケーションに自信がないという方も、日本人コーディネーターが同行するので安心です。
海外視察のBiZ旅セレクトでは海外視察の目的やニーズに合わせてお客様ごとに「完全オーダーメイド」の海外視察を提案、ビジネス視察の支援をしています。
※自社で訪問先企業を探してアポイントを取るのは大変困難を極めます。
明確な目的(訪問したい企業など)がある場合には特におすすめです!
「目的の明確化」と「事前準備」で海外視察を成功させよう!
せっかく時間と費用をかけて海外視察へ行っても、準備不足では現地の様子をなんとなく見るだけで終わってしまいます。
海外視察の目的は何か、そのためには何を見てどの情報を得る必要があるのか、必要な情報や質問などを事前にしっかりとリストアップしておきましょう。
現地での移動方法や経路の確認、いざと言うときのために海外旅行保険へ加入、インターネット環境の確保など、事前に準備しておくことで現地で無駄な時間を使うのを避け視察に集中することができます。
海外視察プランを自分で作るのが難しい場合は、海外視察ツアーを利用するのもおすすめ。
海外視察のBiZ旅セレクトではオーダーメイド視察をご提案しており、経験豊富な日本人コーディネーターが対応いたしますのでぜひご相談ください。
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